1.借入額の枠の計算方法

キャッシング 限度額

キャッシングやカードローンを利用したときに、利用できる借入額を決められることとなります。
この時に、この借入額をどのように決めているのかと思う人もいるのではないでしょうか。
カードローンの融資枠を決める数式として、クレジットカードの極度額≦支払可能見込額×90/100という数式があります。
これは経済産業省のホームページで紹介されているものです。
支払い可能見込み額とは、(年収-生活維持費-クレジット債務額)×0.9で求めることが出来ます。
この計算で使われている生活維持費は統計情報から試算したもので、クレジット債務額はクレジット会社に支払う予定の債務額となります。

1-1.借入額による金利の計算方法

お金の借入を申し込み、審査に通ってお金を借りられるようになると利用限度額の他に金利も決められることとなります。
この金利の計算方法としては、借入金額によって決められることとなります。
キャッシングやカードローンの金利の表記として4%~18%といった、かなりの幅が付けられて表記されています。
この幅が付けられている理由としては、借入金に幅があるためです。
人によって、500万まで利用できるという人もいれば、5万円までしか利用できないという人もいます。
この利用できる借入金額によって金利も決まることになります。
5万円程度の少額しか借りることが出来ない人は、最大の18%の金利となり、500万円も借りられる人は4%の金利といった具合に、借入金額が多くなればなるほど金利も低い設定となります。

1-2.年収を目安とした借入額

借入額を決めるうえで、一つの目安となるのが年収です。
年収が多ければ多いほど多くのお金を借りることができ、年収が少ない人ほどお金を借りられる額は少なくなります。
ただ、この年収はあくまでも目安となるもので、年収だけで借入金額が決まるわけではありません。
どんなに年収が多くても、他社からの借入が多ければ、借りられるお金も少なくなることになります。
1,000万円の年収があったとしても、そのうち900万円は借入金の支払いに使っているという人は、支払い能力が低い人と判断されることになります。
そのため、年収が少なくても、他の借入金がない人は思った以上にお金が借りられるケースもあります。

1-3.借入額が上限になるとどうなる?

カードローンなどを利用していると、気軽にお金が借りられるということもあり、少しでもお金が足りないと感じたら、つい利用してしまうという人も多くいるのではないでしょうか。
とても便利なカードローンなのですが、いつの間にか限度額いっぱいまで使っていたということはよくあります。
この限度額の上限まで使った場合、どうなるかと心配になる人もいます。
限度額の上限まで利用すると、そのカードを使ってお金を借りることが出来なくなります。
上限まで借りているのに、さらに借りようとしても「このカードは利用できません」といったメッセージが表示されてしまいます。

2.貸金業法に基づくキャッシングやローンの借入限度額

消費者金融の最大限度額などを見ると、数百万円も借りられるように表記されていますが、誰でもその最大の限度額を利用できるというわけではありません。
貸金業法では、個人の年収によって借入限度額が決められています。
消費者金融業者のような貸金業者では裁量規制という法律の下でお金を貸す必要があります。
その裁量規制では、年収の3分の1以上のお金を貸すことはできないこととなっています。
この年収の3分の1というのは、1社だけでなく他社からの借入も合計した金額です。
そのため、貸金業者からは年収の3分の1が借入限度額となります。

2-1.年収と照らし合わせた返済可能額の設定

お金を借りる時には、自分の年収と照らし合わせて、自分が本当に返済できる返済額を把握する必要があります。
裁量規制によって年収の3分の1以内での借入しかできませんが、収入から使われるお金は、借入金の支払いだけではありません。
賃貸住宅で暮らしている人は、毎月の家賃を支払う必要がありますし、食費や光熱費、通信費や交際費など様々な支払いが伴います。
必要な支払いを済ませたうえで、余裕のある部分でお金をかりるひつようがあります。
もし余裕がないような借り入れをしてしまうと、食費や光熱費を削ることとなりますし、場合によっては家賃の安い部屋に引っ越さなければいけないような状況にもなってしまいます。
このようなことがないように、返済可能な借り入れをする必要があります。

2-2.キャッシングやローンの返済ができなくなるとどうなる?

無理な借入をしてしまうと、返済が滞ってしまうということも起こります。
返済が出来なくなると、まず電話がかかってきます。
この電話に出ないと連絡が取れるまで何度もしつこく電話が来ることとなります。
この電話にいつまでも出なかったり、電話に出たとしても返済をしない場合には取り立てに来ます。
取り立てといっても、暴力的なことや脅迫は禁止されているので、このような行為をされることはありません。
それでも、返済しない場合には裁判所が入り、法的手段をとられることとなります。
最終的には任意整理や自己破産などといった債務整理をする必要があります。
このようなことにならないためにも、確実に返済できるような借り入れをすることが大切です。

3.借入可能額から金利や返済額をシミュレーション

計画的にお金を借りるためには、シミュレーションをしてみることが大切です。
借入可能額から金利や返済額を自分で計算してみて、本当に今の生活で支払い続けることが出来るのかをシミュレーションをすることで、冷静に今の状況の判断が出来るようになります。
少しお金に困ったからといって、すぐにお金を借りてしまうと返済に困る状況になることもあります。
シミュレーションをして大切なのは、返済をし続けても余裕があるかどうかです。
余裕がない場合には、借入できる金額を下げてもらうなどして、自分が余裕を持って返済できるようにすることが必要です。